今日の制作は何一つ満足出来なかった。
こんな日は
失望と無力感だけが漂う。
今年の前半に一日のアクセス数が500近くになる事があった。
こんな絵画系のブログって 人気になる訳ないし。。
不思議に思っていた。
或る日
海外移住に憧れた頃 東京湾アクリルスケッチが
ずっと人気記事になっているのに気が付いた。
当時の事を回想していたら不思議な体験を思い出した。
金沢文庫先は埋め立て地で80年代初頭は広大な空き地だった。
空き地の中を無人の道路だけが走っていた。
その先の岸壁の上でスケッチをしていた。
岸壁には視界に見える限り誰も居なかった。
集中して制作していると背後から突然声を掛けられた。
埋め立て地には人家も無く心臓が止まる程に驚いた。
すぐ後ろから犬を連れたオジサンが肩越しに絵を覗き込んでいた。
絵描きさん?
いいえ学生ですと答えたと思う
君は画家になればイイと。
ハア?みたいな感じで答えて
暫くして後ろを見ると
そこには人っ子一人居なかった。
付近に遮るモノもないし、、
幻だったのだろうか??
その時のスケッチは海を渡り
フランスのアトリエに今も在る。
絵を描いている時の精神状態は
この世の時空と違う場所に
繋がりやすいのかも知れない。
不思議な体験はこの他にも在ります。
またの機会に。。
コメント
コメント一覧 (2)
私にはそういう経験がありません。
堤防の上で風が在り足音が聴こえなかったのかも知れません。
でも振り返ると居なかったのは忽然と消えたに近い感じでした。
絵を描いてる時の不思議な体験は高校時代と上京後の東京でありました。
どちらも深夜でした。。